peddyのくまちゃん カメラを持って。

 

大学受験記3 私立高校生活



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本命の公立高校を落ち、滑り止めの私立も第一希望のクラスを落ちて
下のクラスにかろうじて引っかかったところで幕を閉じた
長男りんたの高校受験

なんとかこぎつけた高校生活でしたが
おかげでどこか甘く考えてた人生観がひっくり返り
運とか勢いだけでは乗り切れへんのだと悟ったよう

周りの同級生がほっと気を緩めてた春も
新入生としてというより受験生のまま新生活のスタートを切った感じでした


高校受験の際に思い描いていたのは
もしハイレベルな高校に入れたら
学校力でいい方向に引っ張っていってもらえるような、
「良い高校」っていう電車にさえ飛び乗れたら
あとは自然と良い方向にレールが敷かれて勝手に運んでってもらえるような、
そんなイメージでした
親として若いうちは何事も怖れずチャレンジして欲しいと思うと同時に
そんな安心感も求めていたと思う
もちろんりんた自身もその電車に乗りたいと願った。
それがダメ、ダメときて
まさかの場所で再スタート切ることになったので
りんたも私も高校には全くなんの期待も安堵感もなく
アテにする気もさらさらありませんでした

「このまま流れに任せたらヤバイ、自力でなんとかせねば」最初からそう思ってた


受験生モードのまま高校生活に移行し、
高校をアテにせず危機感を抱けていたことは
重要なポイントだったかもしれない

高校の口コミサイトでの評価がどんなに低かろうと(笑
私とリンタにしてみたら
危うく行き場を失うとこだったところを引き受けてくれて
居場所を与えてくれた学校に「ありがたい、ひとまず助かった」以外無く、
これでまた同級生と並んで大学受験を目指せるってことが嬉しかった

そういう視点に立てたら
人が言う不満要素も「なんてことないけどな」に変換できるだけでなく
期待してなかった分余計に良いところが目につく不思議。
「学校の使えそうなとこは逃さず根こそぎ全部拾っていこな〜」って
前向きというよりは
親子して貪欲になれた(笑

あとはそれでも足りない部分をどう補うかだけ考えたらいいんやなって
それだけのことでした

トドのつまり、良いも悪いも存在してなくて決めるのは自分次第なんだと思う


むしろ何より足を引っ張ったのは自分側の方で
「したいことが何も無いし、分からない」ってことでした
「大学受験では失敗を乗り越えた先に到達してほしい」という
ぼやんとしたテーマはあったものの具体的な目標は何一つなかった
結局これについてはずいぶんと答えが出ないままだったので
長いことただ闇雲に受験勉強するしかなくて、
これがかなり気持ち的にしんどいのと、受験対策としても効率が悪く、
戦略としてはかなりマズイものでした
その上難解な大学受験そのものの仕組み、全般を
なかなか理解できなかったことがさらにグダグダを招いた

最初から明確な目標があるってのはすごい強みです
ピンポイントで作戦と計画を立てられるので無駄が無い
反対にビジョンが無ければ受験方式も受験科目も何も定まらないので
入試時に必要無いかもしれないところまで一通り全般やっておかないといけなくなる

ってことさえ今だから言えることで当時は全然わかってなかった
りんたの場合は
国公立大か私大かさえも定まらなかったので
どっちつかずでどっちも間に合わずってパターンも十分ありえたと思う

でも焦ったところで答えが見つかるわけでもないので
「やりたいことを見つける場が大学、やりたいことが無いからこそ
まずは大学に行かんとな」と気持ちを切り替えて
効率の悪い闇雲な勉強に対するモチベーションを保てるよう努力しました

ここでりんたの高校について私立の一例として説明させてもらいます
(受験生の参考になって欲しいので受験の仕組み的なこともできるだけ詳しく)

まず3つの類に分かれていました
*国公立大を目指す類(受験するも落ちた)
*難関私立大〜次ランク私大を目指す類(りんたの所属)
*スポーツ推薦などで進学する子が多い類

入ってみてから私立ならではの良さってあるよなぁと実感したのが
経営的な面から実績を残したい学校側となんとか大学進学したい生徒側の利益が
合致していい効果が生まれるというか
やる気のある子へのサポートが本当に手厚いのです
カリキュラム以外の特別講習もかなり充実してて
それらが無料もしくは安価に受講できるのは「私立は塾無用」とも言われる所以で強みです
滋賀県の公立高校ではなぜか非積極的な公募推薦入試も
まるで真逆で当たり前のように受験するよう押してくれるのでチャンスも増えるし、
願書の書き方などきめ細やかな部分のサポートまでしっかりやってもらえます

でも何よりの旨味は指定校推薦入試かもしれません(これを学校のパイプの太さとも言うw)
受験するには各大学が定める校内評定平均をクリアする必要がありますが
(真面目に頑張れば高評価が割と簡単にもらえるのも私立ならではかも!?)
最終的に校内選考さえ通ればかなり早い時期に
大学への合格が確保できてしまうという夢のような入試です
(校内選考突破=ほぼほぼ合格を意味します)※但し例外もアリ
しかも試験は面接のみ、小論文のみといった大学がほとんどなので
ということは、学力試験を一度も受けることなく受験を終わらすことも可能だということなんです
関西で言うところの「関関同立」はもちろん全国の私大を網羅しており、
まさにこれは学校の努力の賜物で私立の強みになると思う

※私立の強みなのは確かだと思ってますが私立だけで実地されているわけではなく
数は少なくなりますが実地されている公立高校もあります!ということを追記しておきます
 マーライオンさん、ありがとうございます

もし最初からこの入試狙いだったら校内評定平均のみに絞って対策するだけで
受験勉強をする必要がなくなるので
負荷の小さい受験方法ともいえると思う

さらに言うなら、
この指定校推薦入試狙いであえて私立校を本命受験するっていう
考え方も十分成立するんじゃないかなと思うのです
(滋賀では難関私立高校以外の私立はあくまで残念な滑り止めっていう概念が根強い)
さらにさらにその際、少しでも校内評定平均を高くしようとするなら(校内選考を有利に勝ち取るため)
受験の際、類のランクを一段下げるとかの調整も可能なのよね
国公立を目指す類以外は大半がこの推薦入試を利用するらしく
これが偏差値がそれほど高くない高校なのに
やたらと進学率は高いマジックなんだと理解してる

私立校に行くにあたってこういうことを知ってるか知ってないかの差はかなり大きいかも
かくいう私はほぼ知らないまま通過してしまったのですが
そもそもその方向(大学受験合格するための戦略)にアンテナは伸ばしておらずで
子供にとって一大事の負荷を使ってなんとかその先の長い人生を生き抜く力(耐性)を養ってほしい
とか言う、今になってわかった「レジリエンス」の体現に重きを置いていたので
どうしてもそこでの決着には踏み切れなかった
時期的にも「国公立大受験できるとこまで頑張れるかかギリギリまで挑戦してみたい」
っていうような目標もそろそろ具体的になりつつあった頃で
センターまでまだ5ヶ月くらいある段階でもう諦めてしまうの?
本当にそれでいいの?っていう思いが強かった。
(指定校推薦を否定するものでは全くないです。『子育てのどこで子に負荷をかけるか?』を受験に定めたなら適切では無いというだけのこと)



一方その段階で早ばやと進学先が決まったクラスメートたちは卒業までかなり余裕ができるので
バイトだったり車の免許取得だったり時間を有効利用して残りの学校生活をエンジョイしてたようです(学力を落とさないための進学先からの課題の提出などは必要です!)
周りの大半がこの指定校推薦で決まっていくので、
次々羽根を伸ばし始めるクラスメートを尻目に
あくせく受験勉強を続けなければいけなかったことが
一番精神的に辛かったかもしれない、地獄だった、と
後にりんたは語っています(笑

ちなみに
りんたは理系クラスのほぼトップだったので
本人曰く『もし指定校推薦希望するならどの大学でも校内選考通る状況(但し例外があるので受かり放題ではない)』
だったらしい
なので当時、あわよくば「もうここで決めてしまおか!」と言ってもらえるかも?と
ほのかな期待を抱いていたらしいです
大きな目標を持っても常に自分に自信ないままきたので
本人も揺れに揺れていたんよね

だってそのあとやるだけやっても希望に届く保証はないし
そうなると指定校推薦のリストにあった私大を自力で受験するしかなく
しかも学校のバックアップがない分ランクも下げてで、
そこまでしても合格できるかなんて保証がない、とくる。
本人にしたら最悪の事態が待ってるかもしれない恐怖です
努力すべてが水の泡と消えて無駄になる恐怖
大学さえ行けなくなるかもしれない恐怖

そもそも評定平均値が高いってことはそれはそれで3年間の努力の証しに他ならず
重ねて言いますが指定校推薦やからって軽んじられるいわれは決してないのです
早く終わらせたい一心もあったろうしね
すぐにもクラスメートと一緒に自由と喜びを共有したかったんやろうと思う
自分を信じるって一番難しいことやもんね

そんなこともあってか
ちょっとポキっといってしまったんかな?
それから程なくして
以前ブログにも書きましたけど

この時にも嘆いてますが
指定校推薦を否定したんでなく
ただ後ろ向きなリンタの「逃げたい」「早く終わらせたい」を後押しすることに
なるのをヨシとできなかっただけなのに
親としてまた自分は負荷の力加減を誤ってしまったのか、「大丈夫」と判断したりんたの状態(健康状態も含めて)をまた見誤ったのか、
耐性力なんて後にしてとりあえず大学進学を確保してそこでまたチャレンジする、でよかったのか、
成長を望むどころか今度こそ取り返しのつかないことをやらかしてしまったのかと
こんな状態のままで結局どっこも受かることができなかったら判断を誤った私の責任
はどうやって取ればいいんやろうか?
と自分を責めて責めて責めてで生きた心地がしなかった
子育ての答えがどこにもないということがどれほど恨めしかったかしれない
すっかり火が消えたようなりんたの顔を見るたび
不安で胸が痛苦しく眠れずで
自分自身の病の再発に対する不安もよぎる中
よく持ちこたえたなーと思う

その時はただただ必死で
りんたには一切そんな弱味を見せるわけにはいかんやろ、と
ここで私が先導してやらなどうする、とその一心で1ミリの余裕もないのに
自信満々の顔を装って
大丈夫、何があっても私は絶対にりんたのことを諦めないし、
ここまでの頑張りが実を結ぶってことも分かってるし、
どん底まで何回落ちたってすぐ引っ張り上げる自信があるから
自分のこと信じられんならりんたのことを一番真剣に考えてる私を信じてほしい
って言い続け
りんたの口から吐き出される負の気持ち、呪いの言葉を全部全部受け止めてたのですが
内心では「私、このままじゃいつまで持つかわからんな、、」
と自分で自分を励ますことの限界を感じ始めたギリギリの時、
カイロの先生に助けてもらい、、
さらにその時の心情にたくさんの温かいコメントを下さった人たちのおかげで
ようやっと二人して立て直すことができたのでした
この時が受験生活における最後の山場だったと思います

あとはもう本当に憑き物が落ちたかのような
穏やかな毎日の中で最後まで走り抜けることができました
(周知の通り、笑いに変換できるドタバタも最後まで並走してましたがw)

高校生活を通して幾つもの山を乗り越えてきた結果
受験本番前にはすでに一つのレジリエンスを体現できてたんだと思います
それは同時に私の悲願も叶ったということでした

なので、まだ一つも受験してない段階ではありましたが
「もう十分たどり着いた!成長してくれた!」と思ったので

「よくここまで頑張ってきたな、
あとはもう万全の受験プランも立てたことやし、絶対どこなと大学は行けるから
安心して受験したらいいだけやしな
どこに決まろうとどんなとこでも自分の力を発揮することはできるって
それが分かったんやからもう何も怖くないよ」


「うん、もうどこ行っても楽しめる気しかせんし、実際高校もそうやったしな
めっちゃ楽しかったしいっぱい友達もできて自分の力も伸ばせた
この学校に入れてよかったって心底思ってる
大学生になったらそこでやりたいことをじっくり見つけるとするわ」
淡々と受験に向かって最後の総括に取り組むりんたの姿を見て
成長を感じられずにはいられなかったし
同時に湧きあがってきた巣立ちの寂しさ。

怒涛の受験が始まる前にこんな心境に至れてたってことは
今も本当に夢みたいな話で感謝しかないです




ーー受験記4に続くーー









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ありがとうございます!


私立高校の受験を考えている人の参考になれば、
(進学校の私立ならどこでも同じような指定校推薦枠があるはずです)
2017年版ですが
入試についてまとめられた冊子より
指定校推薦の1ページを

2018年度入試依頼件数 四年制大学121校(約570名)
c0163369_01152403.jpg
*国公立を目指す類は基本エントリーできないことになってますが
最終的に希望者がいなかったらできます


もし私立高校受験を視野に入れてるなら
この指定校推薦枠の一覧を受験前にチェックしておいてもいいかもしれませんね
(毎年同じとは限りませんが大きく変わらないので参考になります)







今回改めてこの冊子「進路のしおり」をじっくり見直してみたところ
大学受験全般の仕組みがわかるわかる(笑
やっと「2段階選抜」とか「傾斜配点」「配点比率」とかの言葉の意味や
センター試験の仕組みとかがすんなり入ってきて理解できたわ(笑
センターって6教科31科目もあったんやね
それが大学ごとに選抜の指定教科が違ってくるとかって・・・無茶やん!?(笑

子供が大学受験を目指すなら
まずサポーターが
大学受験の仕組みを学ぶ塾にでも行った方がいいのかも(笑







# by pediko | 2019-04-20 17:49 | Comments(16)