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peddyのくまちゃん カメラを持って。

写真で綴る滋賀での暮らし、子育て。古いモノと民芸品と手織りじゅうたんが好き。


by peddybear

介護の備え 国民年金/個人年金保険

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今日はちょっとマジメなお話し
読むの面倒かもしれませんが
書くのはもっともっと面倒なので(笑
よかったらおつきあいくださいね



以前介護とお金について も書いたことがありますが
スマン!
やっぱ全然違うかった!><
最初にきた清算書はどうやら介護保険で使える限度額だったようで
介護認定2級のじさまは約二万円分しか保険で使えませんよ、ということだったらしく
トータルで7万越えとなってました^^; エロすんまへん〜
ということは介護保険の一割負担分が2万円であとの5万円が実費負担てことなのかな?
一応前回の日記も訂正してますが
まだよく理解してないのでまだまだ訂正が加わるかもしれません
とにかくそんなに安くはなかったということで
前回は小さい子がいる家庭でも年金のやりくりで相互たすけあいの図になるかもと言いましたが
やはりそれは無理があるということで、
小さい子は居るは、まだ出産も考えてるわ、の家庭にもし介護の話が持ち上がったなら
即お断りすることをすすめます(笑
じゃどうするねん?となりますが
年金で足らない分を他のきょうだいで出し合ってでもホームに入れるように尽力するのがいいと思う
出産をあきらめたり子育てのストレスにさらに介護のストレスを重ねるなんて非現実的です
(事情をくんでホームにも優先的に入れたりする前例もあるようです、絶対ではありませんが)


ということで前途多難なお年寄りなのですが(笑
あっというまに自分もその仲間入りとなります

そのときに少しでも子ども達の負担にならないように
どうにかして備えんといかんなと思い
保険屋かつファイナンシャルプランナーでもある弟くんに相談したところ
勉強会をしてくれたのでその中から知ってて損は無いなと思えたのを2点ほど



<①国民年金の繰り下げ>について

国民年金は
通常65歳から基本月額¥66000を死ぬまで一生受け取れるようになっていますが
(開始年齢は共通ですが受け取る額は個人差があります
実は65歳から受け取らない選択もアリって知ってました?
それを国民年金の繰り下げというのですが
一ヶ月単位で最長5年まで自由に計画することができるというものです
そのメリットは
一ヶ月繰り下げるごとに0.7%の利息がつくというもの(その分年金額が増えていく)
一年繰り下げて66歳から受け取り開始にするだけで8.4%の利息となります
これが最長の5年、70歳からの受け取りにすると142%の利息がついた
93、720円が生きている限りもらえるのです
月額66,000円が→93,270円に!
めっちゃいいやん〜て飛びつきたい話ですが色々あるので踏み切るには熟考が必要です

まずは65歳から受け取るか70歳から受け取るかでどれだけの違いになるのか
分かりやすく表にしたものがありますのでごらんください
それぞれトータルで受取額がいくらになるのかを表しています
介護の備え 国民年金/個人年金保険_c0163369_19504919.jpg


実はこうしてみると70歳から受け取り開始したとして通常の受け取り額を上回るのは
81歳のときとなります(矢印のとこ)
ということは81歳以前に亡くなると損ということになるのよね

ただこれを損と思うかどうかが運命の分かれ道です

本当のリスクは早く死ぬことでしょうか?
備えが十分にある人ならそれはリスクになりますが
ワタシは自分が早く死んでしまうかもしれないことより
長生きしてしまうかもしれないことのほうが心配なのです^^;
なので長生きをリスクと考えます

介護生活にかかるお金はじさまクラスで年金の月額66000では足りません
もし年金しか備えがなかったら生きれば生きるほど子ども達の重い負担となってしまう
直接介護にかかる費用のみならず介護する側の雇用機会喪失とういう二重の負担
これが現実です

それをどうにかして少しでもなんとかなれへんかな〜と思ったときに
繰り下げは魅力的
まだまだ元気な65歳の内は子ども達の世話にもならずに66,000円を受け取らず頑張って、
できれば70歳まで我慢しようと
そこから月額93、720円を死ぬまで受け取れるようにしておく方がいいのかな?という考え方もあるからです
単純にのちのち介護する側からしたらそうしておいて欲しい〜てのもある

ちなみに最長5年の繰り下げのつもりで目前の69歳で亡くなったとしますと
みなし支払いをしてもらえるので
65歳から受け取ったとみなして月額¥66000の計算で死ぬまでの69歳までの分の年金を
全額受け取ることができます
ただし70歳になり一月でも¥93720の年金を受け取ったなら
たとえ翌月に亡くなっても一切支給はありません (これキビシイよな〜)

がしかし
ここまで苦肉の策で自衛したとしても
残念ながら国の年金事業は問題アリアリです
どんどん年金額が減少傾向にあることを踏まえるとすれば
繰り下げとは逆に繰り上げて早々に年金額を確定させてしまった方が得という考え方もありなんです
繰り上げるということはもらう額も少なくて固定されてしまうのですが
もしかしたら本来もらえるはずの時がきたとき
その額に差は無い!なんてことがあったりする可能性もないとはいえない、、、

ちなみにウチの実母が現在66歳なのですが弟家族と同居なので「おかん待たれよ〜」ということで
70歳めざしてパート収入とチチ(夫)の年金だけで頑張ってるとこです
(貯蓄ゼロ^^;弟嫁スマンのぉ〜><)

繰り上げるのか、通常通りもらうか、繰り下げるのか、
その選択は非常に難しいところですが
こんなこともできるんですよ〜ということで
知ってて損はないと思うので覚えておいてくださいね





次に所得税と住民税を払ってる人達限定で(住宅控除やその他控除を受けてもなお支払い額がある人)
<②個人年金保険のメリット>についてです
お国の年金だけで足らんとなると個人の年金で、、、と考えるのはワタシだけでしょうか?
その辺のところも相談したんやけど
実はあまりに利の良い年金に入ってしまうと受けとるときに扶養から外れてしまったりと
マイナス面もあることに要注意と言われました
要は払った額よりもめっさようけ受け取れる年金は要注意ということ

ですすめられたのが返りの少ない貯金みたいな年金保険です
(税制適格特約のついたもの)
でもこれが実に優れものでしてね
条件をクリアした個人年金保険は税の控除対象になってますので
控除の最大の恩恵が受けられる年10万以上支払いの年金がとってもおいしいのです
繰り返しますが税制適格特約が付いている個人年金保険に限ります

例えばウチの場合
41歳パパ加入
年払い139、182円を60歳まで19年間
トータルで2,644,458円支払い、
61歳から年額30万円を10年間、トータルで300万円もらう
[個人年金保険(確定年金10年)税制適格特約付き]に加入したのですが
年間の保険料が10万を超えているため
所得税から5000円
住民税から3500円トータル8500円の控除を60歳まで毎年受けることができます
これは年末調整で現金で返ってくるので
1年間8500円×19年間=161500円のプラスとなります
今どき年14万くらい貯金したくらいで8500円もの利息がつく金融商品がどれだけあるの?
ってことになるし
さらに年金保険としてのプラス部分
満期金(300万円)−払った保険料(2,644,458円)=355,542円となり
それとあわせると
355、542円+161、500円=517,042円と
利息で考えるとかなりの額となるのです

それでいて
途中解約はもちろん損となりリスクですが
解約返戻金をそのとき必要としないのであれば払えるとこまで払ってそのまま置いておく
「払い済み」という形にしておけば年金支払い開始時に払った保険料なりの年金を受け取れるので
損はないということになります。これちょっと知らん人にはややこしい話かも^^;



61歳から受け取り開始になる年30万×10年間の年金は一月にするとたった25000かもしれませんが
パパが65歳の定年まで働けたとしたら手つかずで置いておけるし
後半の65歳から70歳の分と足したら月5万円ですので
なんとかそれと貯蓄の切り崩しで70歳まで国の年金を繰り下げれたらなと思ってます
国民年金制度が正常に運営されていたならば




ということで先々のお国の事情まで読むのは非常に難しい無理な話ですが
今我が家でできる範囲の備えということで紹介させていただきました^^


一日も早くこれをアップしたい〜と思いながらなかなか重い腰があがりませんでした
勉強系は苦手です^^;

でもでも実は
この税制が来年からどうやら変わるらしく
所得税5000円、住民税3500円の控除額が削減されるらしいので(額は分かりませんが)
もしこの恩恵を同じく受けたいと思う人がいたら
年内中に契約して今年分の保険料を納めんと間に合わない話なので
ひっしのぱっちで今日更新させて頂いた次第です
今年中の契約なら払い終わる60歳くらいまでずっと今年の額で控除されます!

ってここ早く言え〜〜〜やね^^;

所得税と住民税を納めていて、且つ月々一万円ちょっとの貯金として定年くらいまで続けられそうな
方にはぜひぜひおすすめのお得情報です、レッツラゴーですわよ


お、コレはイケるかも!と思ったものの
どこに相談していいか分からん〜ていう人はとりあえず弟くんにでも
相談してみてください、力になってくれると思います→保険屋けんちゃん


知らんけど。







注)ウチのじさまは備えで十二分にまかなえているので大丈夫です
  むしろ実チチ&ハハが心配です^^;



今日もご訪問ありがとうございます
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まだまだもうちょっとコメントのお返事はできないと思います
でもとても励みになってます 
いつもすんませんm(_ _)m



最後にいつもの息抜きをどうぞ
(こどもに名前尋ねる間がなかったので名無しですが)
アドベントカレンダー
11日
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12日
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13日
お!これは我が家のしょうゆ差しくんだ!仲間!?
ちっこくてきゃわゆぃねぇ〜〜
介護の備え 国民年金/個人年金保険_c0163369_2234469.jpg



今日の分は作らんと学校行ったのでまた次回
Commented by risyon at 2011-12-14 11:12 x
もんのすごためになる!けど、算数はわからない~(笑

要は、長生きすんならしっかり貯めておきなさい!と言うことね。
個人年金の計算あたりからは、もう字を追ってるだけになってしまったわ~^^:
どうしよう。弟君、香川にも来てくれるんかなぁ???
なんか、国の制度に踊らされることを考えると、
ひたすら地味に貯金ってのもありかな~といつも思ってしまうのは、ワタシだけでしょうか????
なんにしても、これだけの記事をUPしてくれた労力にただただ感謝(笑
Commented by hairpriori at 2011-12-14 11:49
「簡単に死ねないんだよっ!」
母がよく父に言ってます^^
自営業の私は自分の身は自分で守るので国になにかして貰おうとは思ってないです
ですので国にも何もしたくないのが本音ですが制度ですからね^^”
Commented by edogin at 2011-12-14 13:14
フォロブログ感覚で来るとエライことになるな(汗)
うちは年金払い損。
1円も受け取れないから、大変じゃ(涙)
その日の生活をしのぐのが精一杯でずっと自営業してるから仕方ない。
それにしても、介護保険とかいって、そのデイケアを受けるのに検査やらなにやらで、細かくよく出費でてまふ(涙)
でもな、据え置き魅力だけど、もらえる時にもらえるだけもらわないと、いつ死ぬかわかんない。その死のリスクはやっぱり楽観視できないよ。ただ、今支える経済的余力があるなら、もちろんそうした作戦も良いかな(^^)
どっちにしても、うちはまったく先が見えん・・・
Commented by at 2011-12-14 20:29 x
65歳で100パーセント支給される年金。
60歳から受け取ると70パーセントしかもらえない。
70歳から受け取ると142パーセントもらえる。

でも、142パーセントにするには60歳開始からは10年も待たなきゃならんのだ。

ということで、60~70歳までは個人加入の年金でカバーするって方法もある。
会社の組合で加入できるとこは金利が高いことが多いよ。

我が家は個人年金が家の一部に化けちゃいましたが、住処の心配は死ぬまでしないで済みそうです。(地震がこなければ・・)
ちなみに火災は全焼すると5000万降りることになってる。

カレンダーの12日目。
スノースピーダーはミレニアムファルコンの次に好きだな~。
1台欲しい。(笑)

長文の書き込み。
お疲れ様でした。
参考になる人、いっぱいいるよ、きっと。
俺も含めて。(笑)
Commented at 2011-12-15 07:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by mammi_venezia at 2011-12-15 07:54
はぁぁあああ~子供のいないうちら夫婦の老後はどうなるんやろ?と不安な気持ちでいっぱいになってきました~。
今イタリアと日本と両国に年金も税金も納めてますが・・・イタリアは経済危機でもらえる見込みはかなり薄いダス。
納めた分だけでも返してほしい・・・
よくよく読んで老後に備えて行こうと思います。
ホンマ勉強になりました~!!
Commented by おかん at 2011-12-15 08:30 x
保険ってややこしいしついつい見直さずそのまま…
ってパターン多いよね~。
うちは、わたしのおかんが保険屋なもんで、
その辺は私が知らん間にぬかり無いようになっている(はず)…
保険屋やってたら、色々な話を聞くので「備えあれば憂いなし」ってバカにできひん言葉やってしみじみ感じること多し。
お金無いとはじまらんからね~。
ほんま、お金は大事です。
Commented by しゃお at 2011-12-15 17:33 x
うちもこの12月個人年金保険入ったんやわぁ。

でも、受け取りが65歳から十年になってることに気づき( ̄・・ ̄)

パパに65歳まで働いてもらわなあかんなぁ。
Commented by coo-coos at 2011-12-18 23:15
うちみたいに、60からもらえるところを65まで我慢して
沢山もらうんだーい!って楽しみにしてて、
64歳9ヶ月で亡くなってしまい、
支払った分の数%も返ってこない、という例もあります、、、
政府の狙いはそこでしょか?
私はもらえる年齢になったら即もらおうと決心しました(笑)
せめて払った分くらいは取り戻したーい!!
by pediko | 2011-12-14 10:46 | じさまとの介護暮らし | Comments(9)